日本の主な陶磁器産地
北海道・東北地方
- 北海道 – 流氷焼
- 岩手県 – 小久慈焼
- 宮城県 – 堤焼
- 秋田県 – 楢岡焼
- 山形県 – 平清水焼
- 福島県 – 会津本郷焼、大堀相馬焼
関東地方
- 茨城県 – 笠間焼
- 栃木県 – 益子焼、小砂焼
中部地方
- 新潟県 – 無名異焼
- 長野県 – 高遠焼
- 石川県 – 九谷焼、大樋焼、珠洲焼
- 福井県 – 越前焼(六古窯の一つ)
- 岐阜県 – 美濃焼(日本の陶磁器生産シェア50%以上)
- 静岡県 – 志戸呂焼(遠州七窯の一つ)
- 愛知県 – 瀬戸焼(六古窯の一つ。瀬戸物の名の元となった地名)、常滑焼(六古窯の一つ)
近畿地方
- 三重県 – 萬古焼、伊賀焼
- 滋賀県 – 信楽焼(六古窯の一つ)、膳所焼(遠州七窯の一つ)、湖南焼(滋賀県)(大津市円満院の御庭窯、保全最後の窯として知られる)
- 京都府 – 京焼、楽焼(京都府)、清水焼(京都府)、朝日焼(遠州七窯の一つ)、御室焼(京都府)
- 兵庫県 – 丹波立杭焼(六古窯の一つ)、明石焼、出石焼
- 奈良県 – 赤膚焼(遠州七窯の一つ)
中国地方
- 島根県 – 布志名焼
- 岡山県 – 備前焼(六古窯の一つ)、虫明焼
- 山口県 – 萩焼
四国地方
- 徳島県 – 大谷焼
- 愛媛県 – 砥部焼、江山焼
九州地方
- 福岡県 – 上野焼(遠州七窯の一つ)、小石原焼、高取焼(遠州七窯の一つ)
- 佐賀県 – 唐津焼(唐津物の名の元となった地名)、有田焼(伊万里、有田を中心に焼かれた肥前磁器の総称。古九谷様式、柿右衛門様式、鍋島などを含む)
- 嬉野市 – 吉田焼
- 長崎県 – 波佐見焼、三川内焼(平戸焼)
- 熊本県 – 小代焼(小岱焼)
- 大分県 – 小鹿田焼
- 鹿児島県 – 薩摩焼
- 沖縄県 – 壺屋焼
日本六古窯
日本六古窯(にほんろっこよう)とは、日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの窯の総称。
産地
- 瀬戸焼:愛知県瀬戸市
- 常滑焼:愛知県常滑市
- 越前焼:福井県丹生郡
- 越前町 信楽焼:滋賀県甲賀市
- 丹波立杭焼:兵庫県丹波篠山市今田町立杭
- 備前焼:岡山県備前市伊部
日本の陶磁器
畿内より東では瀬戸物(せともの)と呼ばれ、中国、四国以西では唐津物(からつもの)とも呼ばれる。焼き方や用途や生産地などから数多く分類される。 岐阜県土岐市が生産量日本一である。